2018-07-04 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、おおむねマイナス圏で推移 米中摩擦への警戒感が重し
4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前日比0.68%安の2767.91ポイント。深セン成分指数は1.41%安の9091.24ポイントと反落した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2006億7400万元。
上海総合指数はおおむねマイナス圏で推移した。安く寄り付いた後、序盤はプラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは弱かった。米国が6日に中国製品に対する制裁関税の第1弾を発動するのを前に米中摩擦エスカレートに対する根強い警戒感から、リスクを回避する動きが優勢。上値の重さが意識されると、指数は下げ幅をやや拡大して前場の取引を終えた。
セクター別では、IT・ソフトウエア、家電、医薬などが安い。証券、保険など金融株の一角も軟調。半面、産金、鉄鋼が高い。
上海B株指数は0.71%安の290.36ポイント、深センB株指数は0.56%安の1052.64ポイントだった。