27日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後、プラス圏でのもみ合いを続けている。米中通商問題に対する懸念が意識される一方、6カ月ぶりの安値圏まで下落しているだけに買い戻しが入りやすい環境。指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.14%高の28922.71ポイントで推移している。
個別では、石油株のシノペック(
00386)、ペトロチャイナ(
00857)、ペトロチャイナ(
00857)がそろって大幅高。通信キャリア大手のチャイナ・ユニコム(
00762)、石炭大手の中国神華能源(
01088)、台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)が買われている。半面、アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)、医薬品メーカーの石薬集団(
01093)、本土不動産大手の華潤置地(
01109)がさえない。