15日の香港市場でハンセン指数は小安く寄り付いた後、前日終値付近でもみ合う展開。トランプ米政権は中国の知的財産侵害に対する制裁関税の最終案をきょうにも発表するとみられ、米中貿易摩擦の激化が懸念されている半面、前日まで続落して約2週間ぶり安値を付けた後とあって、自律反発を狙った買いが相場を支えている。
指数は日本時間午前10時43分現在、前日比変わらずの30440.50ポイントで推移。個別では、医薬品メーカーの石薬集団(
01093)、石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)が買われる一方、食品関連の中国旺旺(
00151)、中国蒙牛乳業(
02319)、通信キャリアのチャイナ・モバイル(
00941)がさえない。