2018-06-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反発、方向感に欠ける展開
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.46%高の3066.81ポイントだった。深セン成分指数も0.76%高の10252.95ポイントと4営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1958億8400万元。
上海総合指数は高く寄り付くと、前日終値を挟んでもみ合う、方向感に欠ける展開となった。半ばには一時、5月30日に付けた52週安値(3041ポイント)3040ポイントを割り込む場面も見られた。ただ、同水準では買い戻しが入り下げ渋ると、ほどなくプラス圏に浮上。前引けにかけて上げ幅を広げ、午前の高値圏で終えた。米朝首脳会談がきょう、シンガポールで開催されたことが好感されたもよう。セクター別では空運、酒造、保険、石油などが買われる一方、非鉄、製紙、ソフトウエアなどが売られた。
上海B株指数は0.10%高の307.27ポイント。深センB株指数は1.02%高の1131.74ポイントだった。