2018-06-11 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、自律反発狙いの買いと貿易紛争警戒の売りが交錯
週明け11日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。前週末は7営業日ぶりに大幅反落して心理的節目の31000ポイントを割り込んだだけに自律反発狙いの買いが入る半面、8−9日の日米欧主要7カ国(G7)首脳会議の結果を受けて貿易紛争リスクを警戒する売りが出ている。12日の米朝首脳会談や12−13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、14日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、市場の様子見気分は強い。
指数は日本時間午前10時47分現在、前営業日比0.05%安の30943.45ポイントで推移。個別では、中国IT大手テンセント(
00700)や、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)が買われている。一方、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)と瑞声科技(
02018)、豚肉大手の万洲国際(
00288)が売られている。