シティグループは最新リポートで、通達集団(
00698)の投資判断を「買い」、目標株価を2.4HKドルに据え置いた。同社が発表した2018年6月中間期の増益見通し(前年同期比で40−50%増)について、純利益がシティ予想を約5%上回ったと評価。国内スマートフォンメーカーからの受注の回復や、アップルからの防水部品の受注が寄与したと分析している。『AAストックス』が8日伝えた。
シティは通達集団が開いた投資家説明会の内容を踏まえ、中国スマホメーカーの小米(シャオミ)が今年、通達集団の最大の顧客になると予想。同社経営陣は、小米向けの18年出荷目標を前年比30%増に設定しており、華為技術(ファーウェイ)向けについても2桁の伸びを見込んでいるという。
通達集団の株価は日本時間午後3時53分現在、前日比1.57%高の1.94HKドルで推移している。