2018-06-08 |
香港/企業動向/金融 |
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中国国際金融、中央匯金が9.5%の株式を海爾集団に譲渡
中国を代表する投資銀行、中国国際金融(
03908)は7日大引け後、筆頭株主の中央匯金投資有限責任公司が保有する非上場の内資株3億9900万株(発行済み株数の9.5%)を中国の家電大手、海爾集団(ハイアール・グループ)傘下の金融会社に譲渡することで、合意したと発表した。対価は54億1200万元。これにより、中国国際金融の持ち株比率はこれまでの55.7%から46.2%に低下する見通し。譲渡の実施には中国証券監督管理委員会(CSRC)の認可を取得する必要がある。
中央匯金は今年4月、保有する中国国際金融の内資株を一部譲渡すると発表。財産権センターでの入札を通じて買い手を確定した。中国国際金融は今回の株式譲渡について、株主の多様化や株主構成の改善につながるとした。