2018-06-07 |
中国/業界動向/自動車・二輪 |
|
中国の自動車メーカーの3分の1が淘汰へ=北京汽車の徐会長
自動車市場のさらなる開放に向け、中国政府は7月1日付で完成車と自動車部品の輸入関税を引き下げ、外資による中国自動車業界への出資比率の上限を撤廃する。北京汽車(
01958)の徐和誼会長はこのほど、これらの措置が海外自動車メーカーの競争力を高め、中国国内の自動車業界の再編を後押しし、国内の完成車メーカーの少なくとも3分の1が2020−22年に淘汰される可能性があるとの見方を示した。
一方、徐会長は、「市場開放は悪いことではなく、競争激化は市場構造の高度化にもつながる」とコメント。その上で、北京汽車はこの先、完成車、部品、新エネルギー車のそれぞれの分野で協業パートナーを求めていく方針を明らかにした。