北京市政府系の不動産開発会社、首創置業(
02868)は30日大引け後、同市朝陽区の総合開発プロジェクトに資本参加すると発表した。プロジェクト開発会社の持ち株会社である北京楽優富拓投資有限公司の権益25%を旭輝控股(
00884)から取得する。取得額は25万元。北京楽優富拓投資はプロジェクト開発会社に80%出資しているため、首創置業は間接的にプロジェクト開発会社株の20%を保有することになる。
さらに、首創置業は開発費用として最大7億4200万元をプロジェクト開発会社に貸し付けることで合意した。プロジェクト開発会社には北京楽優富拓投資のほかに、中糧地産(
000031)が20%出資している。一方、北京楽優富拓投資は現時点で遠洋集団(
03377)、旭輝控股、中駿置業(
01966)の共同出資会社で、それぞれの持ち株比率は25%、50%、25%。
同プロジェクトでは、面積5万3500平方メートルの用地に住宅や総合施設、オフィスを建設する予定。用地の使用権は北京楽優富拓投資と中糧地産が組成した企業連合が1月に取得していた。
首創置業の30日終値は前日比1.46%安の4.05HKドル。