2018-05-28 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後にマイナス圏、石油株の一角が大幅続落
週明け28日の香港市場でハンセン指数は高く寄り付いた後、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。前週末にトランプ米大統領が北朝鮮との首脳会談の中止を発表したことを嫌気して約2週間ぶりの安値を付けただけに、買い戻しが先行したが、勢いは続かなかった。米朝首脳会談の実現に向けた進展の兆しがみられる一方、先行き不透明感が根強く、投資家は慎重な姿勢を崩していない。
ハンセン指数は日本時間午前10時46分現在、前営業日比0.07%安の30566.69ポイントで推移。個別では、石油メジャーのCNOOC(
00883)、シノペック(
00386)が大幅に続落し、指数を押し下げた。前週末に高かったPC世界大手のレノボグループ(
00992)が反落。豚肉大手の万洲国際(
00288)や、不動産の長江実業地産(
01113)、華潤置地(
01109)も軟調。半面、スマホ部品大手の舜宇光学科技(
02382)、アジア生保のAIAグループ(
01299)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が高い。