2018-05-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続落、方向感に欠ける展開
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.04%安の3167.83ポイントだった。深セン成分指数は0.06%安の10624.27ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2104億6900万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く展開だった。米中通商交渉を巡る先行き不透明感が広がるなか、前場中盤まではおおむねマイナス圏でのもみ合いが続いた。ただ、指数は前日から節目の3200ポイントを下回るなど大きく下落しているだけに買い戻しが入りやすい状況。3160ポイント付近で底堅さを確認すると、前場後半にかけてプラス圏に切り返す場面もみられたが、結局、前日終値をやや下回る水準で前場の取引を終えた。セクター別では、造船や環境の下げが目立つほか、電力、石油、自動車などがさえない。半面、保険が軒並み高。旅行、小売り、医療・医薬が買われている。
上海B株指数は0.05%高の318.72ポイント、深センB株指数は0.01%安の1101.43ポイントだった。