2018-05-24 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、自律反発期待と米中貿易摩擦への懸念が交錯
24日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。前日は3営業日ぶりに反落して2週間ぶりの安値で引けただけに、自律反発に期待する買い戻しが先行。5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて米利上げペースが加速するとの観測が後退し、買い安心感につながった。半面、米国と中国の貿易交渉の先行き不透明感から、リスク回避の売りが出て相場の重荷となっている。
ハンセン指数は日本時間午前10時50分現在、前日比0.09%安の30637.51ポイントで推移。個別では、大型金融株のAIAグループ(
01299)や中国建設銀行(
00939)、中国IT大手テンセント(
00700)などが買い戻され、相場を支えている。前日に大きく下げたエネルギー資源株のシノペック(
00386)、中国神華能源(
01088)は反発。一方、時価総額が大きいHSBC(
00005)が売られている。食肉大手の万洲国際(
00288)、パソコン大手のレノボグループ(
00992)が安い。