2018-05-23 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、トランプ発言や米株安を嫌気
休場明け23日の香港市場でハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ反落して始まった。22日の米NY株式相場は、トランプ米大統領が中国との通商交渉に満足していないと述べたほか、米朝首脳会談が行われない可能性に言及したことなどを受けて主要3指数がそろって反落。香港市場でも米中通商交渉や米朝関係の先行き不透明感が相場を重くしている。指数は日本時間午前10時41分現在、前営業日比0.75%安の30999.33ポイントで推移。
個別では、アジア生保大手のAIAグループ(
01299)が安い。石炭大手の中国神華能源(
01088)、アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)が大きく売られている。半面、台湾食品メーカーの中国旺旺(
00151)が逆行高。スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、IT大手のテンセント(
00700)が堅調に推移している。