2018-05-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、利益確定売りが優勢 金融株は軒並み安
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.40%安の3201.11ポイントだった。深セン成分指数も0.43%安の10719.01ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2495億9600万元。
上海総合指数は、小安く寄り付くと下げ幅を広げた。前週末にかけての米中通商協議で双方が歩み寄り、貿易摩擦懸念が後退したことを好感し、前日に1カ月半ぶりに節目の3200ポイントを回復した後だけに、利益確定売りが出やすい環境だった。ただ、3200ポイントを割り込む場面では下げ渋り、かろうじて同水準を守って終えている。セクター別では、保険、銀行、証券が軒並み安となり下げを主導。一方、医薬、石油、通信などの一角が買われ、相場を下支えした。
上海B株指数は0.28%安の320.50ポイント。深センB株指数は0.50%安の1104.67ポイントだった。