2018-05-21 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、米中貿易戦争の懸念後退を好感
週明け21日の香港市場でハンセン指数は続伸スタート。高寄り後に上げ幅を広げた。米中貿易戦争に対する懸念の後退を好感。米中両国は貿易協議の共同声明で、「中国が米国のモノとサービスの輸入を大幅に増やすことで合意した」などと表明し、制裁関税を当面留保して協議を継続することで一致した。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比1.03%高の31368.08ポイントで推移。豚肉大手の万洲国際(
00288)やスマホ部品大手の瑞声科技(
02018)、舜宇光学科技(
02382)が高い。アジア生保のAIAグループ(
01299)、IT大手のテンセント(
00700)、国有大手銀行の中国建設銀行(
00939)など主力株も買われている。半面、前週末に高かった石炭大手の中国神華能源(
01088)が反落。台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)がさえない。