18日の香港市場でハンセン指数は反発してスタートした後、前日終値を挟んで一進一退展開。前日まで3日続落した後とあって、買い戻しが入り安い状況にはある一方、19日まで行われる米中貿易交渉が不調に終わる懸念や、香港からの資金流出への警戒感が重しとなっている。
指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.13%高の30983.18ポイントで推移。個別では、原油高を受けて石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)、シノペック(
00386)がそろって高い。マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)、中国不動産大手の中国海外発展(
00688)や、香港デベロッパーの信和置業(
00083)などが堅調。前日大幅高のテンセント(
00700)が続伸している。半面、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)が反落。スマホ部品大手の舜宇光学科技(
02382)がさえない。