2018-05-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、マイナス圏でもみ合い 航空・酒造株が安い
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.23%安の3162.23ポイントだった。深セン成分指数は0.34%安の10664.74ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2004億9700万元だった。
上海総合指数はおおむねマイナス圏で推移した。米長期金利の上昇が加速するなか、上海銀行間取引金利(SHIBOR)も中長期物を中心に上昇が続いており、相場の重しとなっている。指数は高寄り後にマイナス圏に沈むと、もみ合いながら下げ幅を拡大。ただ、香港市場から相互取引制度を通じた資金流入が続くなか、指数は3160ポイントを下回る水準では下げ渋りの動きをみせている。セクター別では航空や酒造の下げが目立つほか、医療・医薬、貴金属、鉄鋼などが下落。電力やソフトウエアもさえない。半面、石油が逆行高。繊維や素材などが堅調に推移している。
上海B株指数は0.56%安の318.52ポイント、深センB株指数は0.14%安の1105.44ポイントだった。