2018-05-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、マイナス圏でもみ合う 金融株が安い
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.28%安の3183.28ポイントだった。深セン成分指数も0.05%安の10743.09ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2267億9300万元。
上海総合指数は安く寄り付いた後、マイナス圏でもみ合った。前日まで続伸し、約5週ぶり高値を付けて終えただけに、利益確定売りが優勢。ただ、6月1日からMSCI新興国指数にA株が組み入れられるのを前に、外資流入に対する根強い期待が相場を支え、下値は限られた。セクター別では、保険、銀行、石油など主力株が売られ、重荷となった。証券、通信、鉄鋼、自動車、航空も安い。半面、医薬、食品、電力などが堅調。
上海B株指数は0.01%高の320.9ポイント、深センB株指数は0.12%高の1107.89ポイントだった。