2018-05-15 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後にマイナス圏、利益確定売りが先行
15日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。前日まで6営業日続伸した後とあって、目先の利益をいったん確定する売りが先行している。指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.53%安の31375.33ポイントで推移している。
個別では、決算発表をあすに控えるIT大手のテンセント(
00700)が売られている。18年1−3月決算が予想を下振れたスマホ部品大手の瑞声科技(
02018)が大幅に続落。同業の舜宇光学科技(
02382)は反落している。中国大手国有銀行の中国工商銀行(
01398)も安い。A株のMSCI 新興国指数への採用が決まったが、材料出尽くし感から利益確定売りが出たもよう。半面、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)が高い。本土不動産の碧桂園(
02007)が反発したほか、新鴻基地産(
00016)、新世界発展(
00017)など香港不動産株の一角が堅調。