9日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いて始まった後、前日終値付近でもみ合う展開。指数は前日に大きく上昇し心理的節目の30000ポイントを回復した後とあって利益確定売りが出やすい環境。上海総合指数が軟調に始まったことも相場を重くしている。指数は日本時間午前10時49分現在、前日比0.16%高の30451.31ポイントで推移している。
個別では、IT大手のテンセント(
00700)の上昇が目立つほか、石油株のCNOOC(
00883)やペトロチャイナ(
00857)、不動産株の華潤置地(
01109)が買われている。半面、テクノロジー株の瑞声科技(
02018)や舜宇光学科技(
02382)が安い。自動車株の長城汽車(
02333)やBYD(
01211)、航空株の中国国際航空(
00753)もさえない。