2018-05-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、安寄り後に切り返す 金融株買われる
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.91%高の3165.08ポイントだった。深セン成分指数も0.75%高の10705.71ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2581億9500万元。
上海総合指数は小安く始まったものの、すぐに切り返すと上げ幅を広げた。結局午前の高値圏で終えた。中国預託証券(CDR)の細則が2−3カ月以内に発表されるとの観測報道を受け、市場心理の改善につながった。セクター別では、保険、銀行が軒並み高となり相場の上昇をけん引。証券、軍事関連や自動車も総じて買われた。一方、通信の一角が安い。
上海B株指数は0.21%高の320.51ポイント。深センB株指数は1.03%高の1098.73ポイントだった。