2018-05-02 |
香港/投資判断/自動車・二輪 |
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BYDの投資判断を引き下げ=BOAメリル
BOAメリルリンチは最新リポートで、中国の自動車・電池メーカー、BYD(
01211)の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げた。BYDは4月27日に2018年6月中間決算で純利益が前年同期比71.0−82.6%減の3億−5億元にとどまる見通しを発表。これを受けて、BOAメリルは18−19年の粗利益が大きく圧迫されるとし、目標株価を74HKドルから19%引き下げて59.3HKドルに設定した。『経済通』が4月30日伝えた。
BOAメリルは、新エネルギー車の競争が激化していることに加え、電気バスも厳しい状況だと指摘。予想粗利益を引き下げたことを反映し、18−20年の予想EPSを11−23%下方修正した。
BYDの4月30日の終値は前営業日比5.0%安の55.15HKドル。きょうも午後0時15分現在、前営業日比3.45%安の53.25HKと、大きく下げている。