休場明け2日の香港市場でハンセン指数は反落スタート。小安く寄り付くと、前営業日終値付近でのもみ合いを続けている。1−2日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)のほか、週末にかけて発表される米国の主要経済統計、米政府高官の訪中といったイベントを控えて様子見ムードが広がりやすい状況。指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.08%安の30782.39ポイントで推移している。
個別では、九龍倉置業地産(
01997)や新世界発展(
00017)など香港不動産株が安い。石炭大手の中国神華能源(
01088)、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)も軟調に推移している。半面、米アップルの好業績発表を受けて瑞声科技(
02018)が逆行高を演じているほか、スマホ部品大手の舜宇光学科技(
02382)も高い。マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)や銀河娯楽(
00027)も買われている。