2018-04-30 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、スマホ部品メーカーが高い
週明け30日の香港市場でハンセン指数は続伸スタート。高く寄り付いた後にもみ合う展開となっている。企業の2018年1−3月期業績や見通しを手掛かりとした売買が活発。寄り付き前に発表された4月の中国製造業PMIと非製造業PMIがともに予想を上回ったことを受け、中国経済の先行き不安が後退したことも地合いの改善につながっている。
指数は日本時間午前10時48分現在、前営業日比0.89%高の30551.29ポイントで推移。個別では、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、瑞声科技(
02018)の上昇が目立つ。1−3月業績の発表を終えた中銀香港(
02388)、中国工商銀行(
01398)、中国銀行(
03988)など銀行株が堅調。中国海外発展(
00688)、華潤置地(
01109)など本土不動産株や中国人寿保険(
02628)など本土保険株も高い。半面、18年6月中間決算の大幅減益見通しを発表したBYD(
01211)が大幅安。乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)が続落している。