2018-04-27 |
香港/企業動向/繊維・アパレル |
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裕元工業、18年1−3月期決算は最大25%の減益見通し
スポーツシューズのOEM世界最大手、裕元工業(
00551)は26日大引け後、2018年1−3月期決算で純利益が前年同期比20−25%減少する見通しを発表した。主因について、◇前年同期に金融デリバティブ商品の評価益、傘下企業の権益売却益で1920万米ドルの一過性利益を計上した反動があった◇借入金の増加で利息負担が860万米ドル増えた◇受注の不安定や製品構成の一部悪化で製造業の売り上げは約7.6%減少し、粗利益率にも悪影響を与えた◇小売り部門は増収となったものの、販売費が売り上げに占める割合は前年から上昇した――ことを挙げた。
裕元工業の株価は日本時間午後0時8分現在、前日比6.10%安の21.55HKドルで推移している。