2018-04-26 |
香港/投資判断/電子・IT |
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瑞声科技の目標株価引き下げ=UOB
UOBケイヒャンは最新リポートで、小型音響部品メーカー、瑞声科技(
02018)の投資判断を「ホールド」に維持した上で、目標株価を159.5HKドルから108.8 HKドルに引き下げた。iPhoneの販売が予想から下振れていることを挙げ、2018−19年の予想純利益をそれぞれ3%、4%引き下げ、目標株価を同社のヒストリカルの平均で音響メーカーの平均でもある2018年予想PER17倍の水準に引き下げた。『経済通』が26日伝えた。
UOBは、スマートフォン市況の悪化が予想以上に速いペースで進むとして、セクター全体の投資判断を「アンダーウエート」に下方修正。世界のスマホ市場が低迷する中で、携帯端末の部品メーカーの2018年1−3月期決算が総じて軟化しているのは驚くにあたらないとした。一方、携帯端末のバリューチェーンに属する大手企業で4−6月期に比較的慎重な見通しを示したのはほんの一部だったとして、警戒感を示した。
瑞声科技の株価は日本時間午後4時52分現在、前日比3.83%安の112.90HKドルで推移している。