2018-04-26 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続落、節目の3100ポイント割り込む 保険株が安い
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.92%安の3089.21ポイントだった。深セン成分指数も1.54%安の10385.13ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2535億8200万元。
上海総合指数は小高く寄り付いて始まったものの、直後にマイナス圏に沈む展開。週末のメーデー連休が近づき、手じまい売りが出やすいなか、中国人民銀行(中央銀行)によるきょうの公開市場操作(オペ)が差し引き1500億元の資金吸収となったことや、米司法省が華為技術(ファーウェイ)の調査を行っていると伝わったことなどが投資家心理を悪化させた。指数は節目の3100ポイントを下回るとさらに下げ幅を拡大。一方で3080ポイント台では下げ止まりの動きをみせている。セクター別では、保険が軒並み安となったほか、酒造、家電、石油、非鉄金属などが下落。半面、航空、石炭、貴金属が堅調に推移している。
上海B株指数は0.50%安の318.71ポイント、深センB株指数は0.84%安の1082.20ポイントとともに続落した。