2018-04-20 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、3100ポイント割れ 素材株に売り
20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比1.20%安の3080.01ポイントだった。深セン成分指数も1.07%安の10485.10ポイントと3日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2495億600万元。
上海総合指数は小安く寄り付き、前場中盤から下げ幅を拡大する展開。米国との貿易紛争に対する警戒感が根強く、幅広いセクターで売りが優勢となった。前日に終値ベースで心理的節目の3100ポイントを回復した後だけに、ひとまず利益を確定する動きが広がった。指数は同水準を割り込み、前場の安値圏で引けた。セクター別では、前日高かった非鉄金属、鉄鋼、石炭の下落が目立つ。半面、造船や半導体国産化関連が逆行高を演じている。
上海B株指数は0.75%安の3319.66ポイント、深センB株指数は1.26%安の1096.64ポイントとともに反落した。