不良債権処理の最大手、中国華融資産管理(
02799)は20日朝方、頼小民執行取締役会長が同日付で辞任したと発表した。同社は後任として王占峰氏を執行取締役会長に指名する予定。また、李欣氏を執行取締役総裁に指名する。王氏は2014年4月から、中国銀行保険監督管理委員会広東監管局党委書記兼局長を務めている。李氏は中国東方資産管理股フン有限公司の党委副書記兼監事長を務めている。
中国華融資産管理の取締役会によると、頼前会長は「個人的な理由」で辞表を提出した。一方、中国共産党中央規律検査委員会と中国国家監察委員会は17日、頼氏を「重大な規律違反」の疑いで調査していると発表している。
中国華融資産管理は18日から株式取引を停止しているが、20日現地時間午前9時に取引を再開する。