2018-04-19 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続伸、節目の3100ポイントを回復 軍需関連株買われる
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.97%高の3121.51ポイントだった。深セン成分指数は1.22%高の10619.26ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2734億6400万元。
上海総合指数は小高く始まると、おおむねプラス圏で推移した。中国人民銀行(中央銀行)による預金準備率引き下げの発表が引き続き好感。同行がきょう朝方に公開市場操作(オペ)を通じて市場への資金供給を行ったことや、香港から相互取引制度を通じた本土株売買が連日で大きく買い越しとなっていることも相場を支えている。指数は序盤に節目の3100ポイントを超えると、前場中盤以降は3110−3120ポイントでのもみ合いを続けた。セクター別では軍需関連が高い。保険が軒並み高となっているほか、非鉄金属、酒造、ソフトウエア、石炭なども買われている。半面、航空や教育などがさえない。
上海B株指数は0.53%高の322.05ポイント、深センB株指数は0.06%安の1109.53ポイントだった。