2018-04-19 |
香港/企業動向/宝石・宝飾品 |
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六福集団、1−3月期の既存店売上高は16%増
宝飾品の製造販売事業者、六福集団(
00590)は18日大引け後、2018年1−3月期(第4四半期)の既存店売上高が前年同期比16%増加したと発表した。伸び率は17年10−12月期の1%から大幅に加速。比較対照する前年同期の水準が高く、金価格が上昇したものの、中国本土から香港やマカオを訪れる観光客の増加と市況回復が寄与して、同社予想を上回る増収となった。金製品と宝飾品の既存店売上高はそれぞれ16%増、18%増だった。
地域別では、香港・マカオ市場の伸び率が18%と、17年10−12月期の1%増から大幅に加速して全体をけん引。中国本土市場は2%減少したが、17年10−12月期(4%減少)に比べれば縮小ペースが鈍化した。
3月末時点の店舗数は1631店で前四半期から16店の純増。うち、直営店は225店で前四半期から1店の純増、フランチャイズ店は1406店で15店の純増だった。
六福集団の18日終値は前日比0.32%安の31.15HKドル。