2018-04-18 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発スタート、本土預金準備率引き下げなどを好感
18日の香港市場でハンセン指数は前日の欧米株高の流れを引き継ぎ反発スタート。17日のNY株式相場は主要3指数がそろって続伸した。香港市場ではハンセン指数が前日までに4営業日続落していただけに買い戻しが入りやすい状況。また、中国人民銀行(中央銀行)が17日大引け後に預金準備率を1%引き下げると発表したことも好感されている。指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.98%高の30358.78ポイントで推移している。
個別では、金融株の中国建設銀行(
00939)、中国工商銀行(
01398)、中国平安保険(
02318)、IT大手のテンセント(
00700)などが買われ相場の上昇を主導。石油メジャーのCNOOC(
00883)やシノペック(
00386)、本土不動産大手の碧桂園(
02007)、石炭大手の中国神華能源(
01088)が大きく買われている。半面、自動車株の東風汽車集団(
00489)や広州汽車集団(
02238)が逆行安。パソコン大手のレノボグループ(
00992)がさえない。