2018-04-13 |
香港/企業動向/小売業 |
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ササ・インターナショナル、18年1−3月期小売・卸売部門の売上高は14%増
アジア最大級の化粧品小売チェーン、ササ・インターナショナル(
00178)は12日大引け後、2018年1−3月期の小売・卸売部門の売上高が前年同期比14.4%増の22億8900万HKドルだったと発表した。主力の香港・マカオ市場では、小売・卸売売上高が同17.8%増、既存店売上高も15.1%増加した。取引件数は12.1%増、1件当たりの平均販売額は5.8%増となった。堅調な伸び確保の要因として、本土客による取引件数が前年同期から17.3%増加したことを挙げた。
2018年3月末時点の店舗数は275店で、2017年12月末から15店舗の純減となった。内訳は、香港・マカオと中国本土がともに1店舗の純減だったほか、マレーシアと台湾がそれぞれ3店舗、11店舗の純減。シンガポールは1店舗の純増だった。
ササ・インターナショナルの12日終値は前日比1.81%安の4.33HKドル。