2018-03-26 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小幅続落スタート、貿易摩擦警戒の売りが先行 下値は限定的
週明け26日の香港市場でハンセン指数は小幅に続落して始まった。米中間の貿易摩擦の激化懸念や、前週末の米株安を嫌気する売りが先行。もっとも心理的節目の30000ポイントに接近する水準では値ごろ感に注目した買いが入り、下げ幅を縮小した。指数は日本時間午前10時59分現在、前営業日比0.09%安の30281.20ポイントで推移している。
個別では、きょう2017年12月本決算を発表する万洲国際(
00288)が大幅安。中国政府が米国産豚肉に対する追加関税を実施すれば、米国子会社の業績が悪化するとの見方から売られている。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、石炭大手の中国神華能源(
01088)も安い。半面、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)、スマート部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)が買われている。