ゴールドマン・サックスは最新リポートで、テンセント(
00700)の2017年10−12月期売上高が予想を下回ったとの見方を示した。契約者1件当たり平均月間収入(ARPU)の低下などを受けてモバイルゲームの売り上げの伸びが7−9月期の84%増から59%増に鈍化したことが響いたとした。『AAストックス』が22日伝えた。
また、10−12月期のPCゲームの売上高は前年同期比13%増、前四半期比12%減にとどまったと指摘した。ユーザーのモバイルゲームへのシフトや販売推進活動の縮小などが主因と分析。経営陣が向こう数四半期にわたって売り上げに下押し圧力が続くとみていることにも言及した。
一方、テンセントの投資判断は「買い」を維持。目標株価は535HKドルに設定した。