22日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表された先行きの金利見通しを受け、米利上げが続くとの見方から銀行株や保険株に買いが入り、相場を支えている。中国本土相場の上昇も買い安心感につながっている。
ハンセン指数は日本時間午前10時52分現在、前日比0.60%高の31604.34ポイントで推移している。個別では、銀行株の中国工商銀行(
01398)と中国建設銀行(
00939)、生保大手の中国平安保険(
02318)が相場の上昇を主導。前日の原油先物相場の上昇を手掛かりに中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)が高い。中国政府系不動産デベロッパーの華潤置地(
01109)は大幅に続伸。半面、前日大引け後に2017年12月本決算を発表したテンセント(
00700)が下げている。香港系不動産デベロッパーの長江実業集団(
01113)も安い。