2018-03-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、好決算銘柄に買い 証券株が全面高
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.48%高の3306.28ポイントだった。深セン成分指数も0.60%高の11143.93ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2649億7600万元。
上海総合指数は高く寄り付き、直後に心理的節目の3300ポイントを回復した。好決算や増益見通しを発表した銘柄や、割安感がある銘柄を中心に買いが入り、相場を押し上げた。上海市政府幹部が国有資本改革を率先して進める方針を示したと伝わり、関連銘柄が上昇した。ただ、上値は限定的だった。具体的な産業政策を見極めたいとの気分が強く、一段と買い上がる勢いに欠けた。セクター別では証券が全面高。通信や公共事業、石油も上げている。一方、保険や石炭、前日買われた医療が下げている。
上海B株指数は0.24%高の330.29ポイントと続伸。深センB株指数は0.34%高の1175.54ポイントと7営業日ぶりに反発した。