クレディ・スイスは最新リポートで、中国の石化プラント最大手、シノペック煉化工程(
02386)の投資判断を「アウトパフォーム」に維持した上で、目標株価をこれまでの10.6HKドルから10.8HKドルへ小幅に引き上げた。『AAストックス』が19日伝えた。
クレディ・スイスはシノペック煉化工程がこのほど発表した2017年12月本決算で売上高が前年比8.1%減の360億元、純利益が同32%減の11億元となったことを受け、ほぼ自社予想の通りの内容になったとコメント。一方、期末配当の実施はポジティブサプライズとした。配当性向が78%に達し、上場以来の約40%の水準を上回ることになったと評価。このほか、新規受注の安定成長と粗利益の拡大を予想し、シノペック煉化工程の18年の純利益予測値を4%上方修正した。
シノペック煉化工程の株価は日本時間午後4時45分現在、前日比0.77%安の7.73HKドルで推移している。