2018-03-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日ぶり反発、安値拾いの買い優勢で
週明け19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶり反発。前場終値は前日比0.17%高の3275.37ポイントだった。深セン成分指数は0.57%高の1114.44ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2285億9200万元。
上海総合指数は安く寄り付くと序盤は軟調に推移。米中貿易摩擦など米中関係の悪化への警戒感が重しとなった。ただ、3250ポイント付近で下値の堅さを確認すると反転上昇。プラス圏に浮上した後は、前引けにかけて緩やかながら上げ幅を広げた。前週末まで4日続落した後で、安値拾いの買いが優勢となった。セクター別では証券、IT・電子、医療関連が買われた。前週末の原油相場の上昇を手掛かりに石油も高い。一方、銀行が総じて売られた。非鉄金属、鉄鋼、建材など素材関連もさえない。
上海B株指数は0.37%安の330.14ポイント。深センB株指数は0.27%安の1175.59ポイントだった。