2018-03-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続落、3300ポイントで高値警戒 エネルギー株・素材株に売り
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に4日続落。前場終値は前日比0.12%安の3287.26ポイントだった。深セン成分指数は0.36%安の11123.55ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2183億7500万元。
上海総合指数は小安く寄り付き、前日終値を挟んで一進一退の値動き。前引けにかけて下げ幅を広げ、前場の安値圏で引けた。序盤は海外上場の中国IT企業に国内での上場を促す政策や、IT企業が主導する「新型小売り」などのテーマ株が買われて高く推移する場面があった。ただ、心理的節目の3300ポイントを超える水準では高値警戒感が広がった上、米国との貿易摩擦激化への懸念もくすぶり、次第に売りに押された。セクター別では、エネルギー資源や金属、酒造、銀行が下落。半面、小売り、運輸・物流、通信機器が上昇した。
上海B株指数は0.16%安の333.20ポイント、深センB株指数は0.30%安の1178.24ポイントとともに4日続落した。