2018-03-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、外部環境の改善で 証券株買われる
週明け12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比0.51%高の3324.17ポイントだった。深セン成分指数は0.89%高の11294.31ポイントと3営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3840億3800万元。
上海総合指数は高く寄り付くと、堅調な値動きとなった。前週末発表の米雇用統計の好結果を受けた米株高や米トランプ大統領による米朝首脳会談の開催受け入れに伴う地政学リスク後退など外部環境の改善が相場を支えた。ただ、3330ポイントを超える水準では上値の重さが意識され上げ幅を縮めた。セクター別では証券、通信、航空、石油などが買われた一方、不動産、銀行・保険の一角が売られ、相場の足を引っ張った。
上海B株指数は0.54%高の335.82ポイント。深センB株指数は0.94%高の1186.68ポイントだった。