8日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。トランプ米大統領が発動を表明した鉄鋼とアルミニウムへの輸入制限について、米高官が7日、国によっては適用を除外する可能性を示唆。世界的な「貿易戦争」への懸念が和らぎ、ほぼ全面高で寄り付いた。
ハンセン指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.92%高の30476.23ポイントで推移している。個別では、大型金融株の中国建設銀行(
00939)やAIAグループ(
01299)や中国IT大手のテンセント(
00700)が相場をけん引。前日安かった乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(
02319)が大きく買い戻されている。半面、香港地場銀行の東亜銀行(
00023)がさえない。