2018-03-05 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落、米保護主義政策や香港ドル安を嫌気
週明け5日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。米保護主義政策や香港ドル安を嫌気する売りが先行している。朝方に、中国の全国人民代表大会(全人代)の開幕やA株市場の上昇を好感する買いが相場をプラス圏に押し上げる場面があったが、ほどなく失速した。
ハンセン指数は日本時間午前10時58分現在、前営業日比0.95%安の30293.04ポイントで推移。個別では、中国本土の大手商業銀行である中国建設銀行(
00939)やスマートフォン部品メーカーの瑞声科技(
02018)が続落している。香港系不動産銘柄の新鴻基地産(
00016)、信和置業(
00083)も安い。半面、本土系不動産株の華潤置地(
01109)や中国海外発展(
00688)、碧桂園(
02007)が高い。きょう付で中国企業指数にも組み入れられた中国中信(
00267)も買われている。