2018-02-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:7日ぶり反落、売り圧力強まり節目の3300ポイント割れ
27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は7営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.91%安の3299.23ポイントだった。深セン成分指数は0.55%安の10835.49ポイントと7営業日ぶり反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2899億3000万元。
上海総合指数は安く寄り付いた後、ずるずると下げ幅を広げた。指数が旧正月連休を挟んで26日までに6連騰し、この間の上昇率が6%を超えたことを受け、目先の利益を確定する売り圧力が強まった。結局、前日回復した節目の3300ポイントを割り込んで午前の取引を終えた。セクター別では保険や銀行、石炭、鉄鋼など主力株が売られ下げを主導。60都市の新築住宅販売面積が2月に入って10%減少したと伝わった不動産もさえない。一方、IT・通信やソフトウエアなどハイテク関連や宝飾が買われ相場を下支えしている。
上海B株指数は0.70%安の328.43ポイント。深センB株指数は0.39%安の1167.14ポイントだった。