香港証券取引所(
00388)の李小加・最高経営責任者(CEO)は20日、春節(旧正月)後の取引再開に際してあいさつを行い、17年の香港市場は良好な動きをみせたが、18年の売買もより活発になるとの考えを明らかにした。『香港経済日報』が同日伝えた。
李CEOは、18年の香港市場の展望について、相互取引制度を通じて中国本土や世界の市場とつながり、より積極的に売買を行う雰囲気が醸成されると指摘。上場する企業の種類もこれまで中心だった金融や不動産からニューエコノミーに変わり、市場に新たなエネルギーが注入されると予想した。また、李CEOはETFの相互取引制度について、年内に成果を得たいとの考えを示した。