コンテナ関連事業大手の中遠海運港口(
01199)がこのほど発表した2018年1月のコンテナ取扱量は、前年同月比15.0%増の783万4700TEU(20フィート標準コンテナ換算)だった。
同社が運営する埠頭会社は1月時点で34社(うち中国は23社)。同月の地域別コンテナ取扱量は、環渤海7社が15.9%増の137万5700TEU、長江デルタ8社が1.3%増の163万8900TEU、東南沿岸4社が37.4%増の47万9500TEU、珠江デルタ3社が同9.5%増の236万1100TEU、西南沿海1社が10.1%増の10万2500TEUだった。海外11社は33.3%増の187万7000TEUに達した。
なお、海外部門では17年4月からイタリア・ヴァード・リーグレ港のリーファー・ターミナル(Reefer Terminal S.P.A)、11月からは新たに傘下に収めたスペインのノアトゥム・ポート・ ホールディングス(Noatum Port Holdings)が保有する埠頭などの取扱量を統計に加えている。
中遠海運港口の株価は日本時間午前11時49分現在、前営業日比1.50%高の7.42HKドルで推移している。