春節(旧正月)休場明け20日の香港市場で、ハンセン指数は高く寄り付いた直後、下げに転じた。連休中の米株高が好感された半面、休場前15日は大幅に3日続伸して心理的節目の31000ポイントを回復していただけに、利益確定売りが先行している。
指数は日本時間午前10時48分現在、前営業日比0.64%安の30917.45 ポイントで推移。個別では、大型金融株の中国建設銀行(
00939)や中国工商銀行(
01398)、AIAグループ(
01299)が売られ、相場の重荷となっている。衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)も安い。一方、石油株のCNOOC(
00883)とペトロチャイナ(
00857)、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が買われている。