2018-02-13 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続伸、節目の3200ポイント回復 全セクターで買い優勢
13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比1.80%高の3210.96ポイントだった。深セン成分指数は1.71%高の10467.42ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2175億3100万元。
上海総合指数は続伸して始まると、次第に上げ幅を広げる展開。12日発表された1月の人民元建て貸付残高増加額が市場予想を上回る2兆9000億元に上り、過去最高を更新したことに加え、中国人民銀行(中央銀行)がきょう中期貸出制度(MLF)を通じて3900億元の資金を供給すると発表したことを受け、市場心理が改善した。指数は、3日ぶりに心理的節目の3200ポイント回復。ただ、急ピッチな上昇に対する警戒感から、3210ポイントを超える水準では伸び悩んだ。セクター別では銀行、保険、不動産などを中心に幅広く買われた。
上海B株指数は1.16%高の324.37ポイント。深センB株指数は1.47%高の1151.60ポイントだった。