中国の綿織物最大手、魏橋紡織(
02698)は12日大引け後、2017年12月本決算が大幅減益になる見通しを明らかにした。減益率など具体的数字は示していない。減益の主因として、◇綿花や石炭など原燃料価格の高止まりで生産コストが上昇した◇綿織物の需要低迷でコスト増加分の製品価格への転嫁が十分に行えなかった上、販売量も減少した――ことを挙げた。
2016年12月本決算は売上高が前年比13%増の141億7500万元、純利益が同1%増の9億9300万元だった。
魏橋紡織の株価は日本時間午後0時3分現在、前日比5.56%安の4.08HKドルで推移している。