2018-02-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日ぶり反発、買い戻し優勢
週明け12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.80%高の3155.02ポイントだった。深セン成分指数は2.61%高の10262.10ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2038億7800万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の値動き。前引けにかけて上げ幅を広げ、前場の高値圏で引けた。前週は週間下落率が9.58%に達し、週末の終値が2017年6月16日以来ほぼ8カ月ぶりの安値だっただけに、次第に幅広いセクターで買い戻しが優勢となった。春節(旧正月)の連続休場入りを15日に控え、需要拡大が見込まれる消費関連株も買われた。ただ、持ち高整理の売りに押されて下げに転じる場面も目立った。金融引き締めに対する警戒感は根強く、銀行の一角が売られた。
上海B株指数は1.19%高の319.80ポイントと6営業日ぶりに反発。深センB株指数は1.64%高の1129.11ポイントと反発した。